[発達障害ブログ]僕は生きるために自分に嘘をつくことにした

僕はこの世に必要な人間ではなく生きる価値も無いけれど、それじゃこの世界は生きられない。だから、こんな自分でも必要とされているし生きる価値はあるんだ、と嘘をつき続けることにした。ずっと嘘をつき続ければやがて嘘も本当になるだろう、というおもわくで。

休職

3月から会社に行っていない。

今日、産業医と話し、正式に休職する事が決定した。

 

元々、3月始めまでに仕上げなければいけない仕事があり、

それに向けて僕なりに頑張ってはいたのだが、

やはり作業効率が非常に悪く、結局周りの方に迷惑をかけていた。

そこで、僕自身の作業の遅さを改めて思い知らされた。

 

そして、3月の初め、会社に行くことができなくなった。

今の状態がうつ状態なのかは正直実感は無いが、

「自分は会社に必要ない。自分はダメな人間だ。」

などとかんがえること自体が一種のうつ状態の傾向があるらしい。

(正直、自分がダメな人間だ、なんてしょっちゅう考えているのだけれど)

 

あれこれ迷ったり、考え事をするだけでも疲労は溜まるらしいので、

今は何も考えずに、たっぷり睡眠をとり、心の体力?を取り戻して、

「普段の自分」に戻る事が先決らしい。

何が「普段の自分」なのかは分からないが、今はゆっくりと休むことにする。

 

 

ストラテラ、約一ヶ月半服用しての感想

ストラテラを服用し始めて、約一ヶ月半が経過した。

最初の2週間は青1カプセル(40mg)を朝に。

次の2週間は青2カプセル(80mg)に。

その2週間後の診断で、医者に「効果はどうですか?」と聞かれ

「正直効いてる感じはしないです」と答えたところ、青3カプセル(120mg)になった。

 

 

効いているという実感は正直全くと言っていいほど無い。

仕事上では相変わらず些細なミスは多いし、まともに集中できている時間なんで、

就業時間中1時間程度だと思う。

朝起きた直後は頭がスッキリしていると良き言うが、そんなことは全く無く、

頭のなかには常に白いぼんやりしたフィルターがかかっているような感覚があり、

その裏では自身の意思とは無関係な情報が入り乱れている。

 

 

ただし、先週久しぶりに会った友人に、自身の障害のことと今薬を服用している事を

告白したところ、以下の趣旨の返答があった。

「障害については、特に驚き等はなかった。聞いたADHDの説明と君の性格、行動が

とても合致していたから。

薬の効果が実感出来ないと言っていたけど、今日話していて、会話上の違和感や、突然突拍子も無いことを発言することが少なくなっていると感じた。」

 

ストラテラの効果を検索している時にヒットしたものに、本人に自覚がなくても

周りの人が効果を感じることの方が多いという旨の事が書かれていた。

それと同じように、自身では実感できていないが、

他者の視点ではストラテラの効果は(実感はないが)一応出ているのかな、と思った。

 

医者にも薬剤師にも、この薬は効き目が出るまでが長いので根気よく続けましょう。

と言われている。効き目が分かり始めるのが1ヶ月らしく、

正直効き目が実感出来なくて半ば諦めかけていた。

しかし、他者から見ての自分に変化がでていると言うことがわかったので、

なんとか辛抱強く続けていく。

 

僕の子供時代(小学生)の特徴

 

 

思いつくもの、思い出したものをただ羅列してみる。

 

友達はほとんどいなかった。大勢で遊ぶことは稀。

大体自宅で一人でブロック遊びやプラモで対戦ごっこをしていた。

校下校もほとんど一人だった。

 

授業中に席をたつような多動性はなかった。

しかし、注意散漫になることは多々あった。というか、ほぼ集中していなかった。

授業中の大半はノートの余白部分に落書きをしていた。

それでも成績は良かった。小学生から中学まで公文で国語を数学

をやっていたので、それのおかげかもしれない。

(個人的な考えだが、多動性が優位の場合は、教師の目にも留まりやすく、

ADHDが発覚しやすいが、多動性がほとんど無い場合、発覚しにくいのかもしれない)

 

習い事に行くのが非常に億劫だった。

当時は、公文と習字をしていた。

公文も習字も行くのが非常に億劫だった。

特に習い事の先生が嫌いだ、とかではまったく無かったが、

行く、という決心をするのに非常に労力を費やす必要があった。

実際に行くと、別にそこでやっぱり帰る、という選択をすることなく、

ちゃんと課題を終えて帰っていた。

 

何かに対しての自分の意見を言うことが非常に苦手だった。

国語や道徳の授業の際、読んだ文章、授業内容についてクラス全員が

意見を一言ずつ言う決まりがあったのだが、

僕は自分の番が来るまでに自分の意見をまとめることが出来ず、

「○○君と同じ意見です」とばかり答えていた。

 

声に出して読むとよく噛み、読むと同時に内容を理解することが出来なかった。

国語の授業などで、1センテンスずつ生徒が読む、というのがよくあったのだが、

自分の順番の箇所を確認し、何度も暗唱しても、

実際に声に出して読むと、頻繁に噛んでいた。

また、初めて読む文章の場合、声に出して読んでも内容がまったく頭に入ってこかなった。

 

言葉で人を傷つける等、周囲に迷惑を掛けることが多かった。

これは以下の出来事が起こるまで完全に無自覚だった。

当時の帰りの会では「○○君(さん)に○○と言われて(されて)傷ついた」などを記載した

紙が入った意見箱の中身を、名前を伏せて担任が読み上げる、というものがあった。

おそらくこれは、加害者側に自覚してもらい、再発を防止する狙いがあったのだと思う。

ある日、担任がこれを実名で読み上げると言って全て読み上げた。

匿名でやっていてもまったく改善しなかったため、実名化に踏み切ったのだと思う。

結果、その多くで僕が加害者だった。まったく自覚の無かった僕にはかなり堪えたようで、

その後は極力自分から話す事をしないように努めるようになった。

 

 

当時の自分は、非常に自分勝手で、殆どの人に嫌われていたのかもしれない。

かもしれない、と書いたのは、当時は無自覚でそんなことは考えてもみなかったから。

自身について

 

 

僕は仕事ができない。非常に作業が遅い。そしてミスも多い。

正直、周りに迷惑をかけてばかり。

 

僕自身もそれは非常に悩んでいて、どうにか改善出来ないか、

色々試したりしていた。

 

しかし、一向に改善する気配がなかった。

 

悩みに悩みぬいて、精神科を受診することにした。

 

自身の現状、悩みを相談した。

 

WAIS-3という検査を受けた。

 

結果、僕はアスペルガー障害、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の疑いがあるとの事だった。

正直な話、あぁやっぱりか、と思った。

 

今は、ストラテラという薬を飲んでいる。

ADHDの症状を改善する薬だそうだ。

飲み始めて一ヶ月経ったが、効果は実感できないでいる。

効果が出るまで時間のかかる薬と聞いているので、希望は捨てないでおこうとは思っている。

 

以上、僕の現状。